霧の日にはラノンが視える〈3〉 (ウィングス文庫) 価格: 630円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 縞田理理先生のデビュー文庫のシリーズ3巻目です。本作品(一巻の内容)で第22回ウィングス小説大賞・編集部期待作を受賞されています。物語も終盤に向けて走り始めています。いろいろな事件が置きて妖精たちは混乱しています。帯に書かれていた「ひとりひとりの力は小さくても、誰にだってできることはある。」はこの巻の内容を端的に表していると思います。今回の書き下ろしもボリュームがあり、本誌で読んだ人も満足できると思います。もちろんイラストはねぎしきょうこ先生。相変わらず透明感のある挿絵を書く方で、このお話にベストマッチしています。全四巻で完結済の3巻目。ここまで読むなら同時に4巻も買わないと、3巻を読んだあ |
霧の日にはラノンが視える〈4〉 (ウィングス文庫) 価格: 672円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 四巻に渡って描かれてきた伏線が綺麗に完結。鳥肌が立ちます。
ミステリにも似た風呂敷の畳み方と、SFにも似たスケール。
レーベルがレーベルですが、男性にこそ読んで欲しい本かも。 |
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青春ロボコン―「理数系の甲子園」を映画にする (岩波ジュニア新書) 価格: 777円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 ロボコンというもの自体番組にすることは、理数系技術屋の自己満足で、テレビそれ自体理数系工業系人間の結晶そのものであり、ロボコンでも紅白歌合戦で歌を歌い楽器を弾くことも、NHKの対極にあるようなTBSのうたばんでも、結局技術屋がいなければテレビ自体が放送できないわけで、電波とか音波とか、デジタルとか、技術屋の言いたいことがテレビのブラウン管を通して映され、語られるわけで、いくら話術がうまい、歌を歌うのがうまくても、詞をつくるのがうまくても、テレビを写す技術屋がいなければテレビは映らないのであって、最初のテレビでカタカナのイが映されたときからそうなのであって、実際に映るカット割りなんて人間のす |
霧の日にはラノンが視える (2) (ウィングス文庫) 価格: 672円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 縞田理理先生のデビュー作2巻目です。本作品(一巻の内容)で第22回ウィングス小説大賞・編集部期待作を受賞していらっしゃいます。この巻ではとても魅力的なニューキャラが複数でてきます。妖精のロンドンでの生活を描いています。物語りの今後のストーリーに深く関わるキャラクターもでてきて、とてもおもしろい展開です。蛙が好きな人には特にお勧め!蛙さんてんこ盛りです☆1巻同様ねぎしきょうこ先生のイラストはとても美麗でこの作品にあっていると思います。書き下ろしもあるので本誌で読んだ人にもお勧めです。全4巻、完結済の2巻目です。 |
日本、理(ことわり)の書 価格: 1,995円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 本のタイトルどおり、日本の社会文化や日本人の原理を探っている。
日本の研究という意味では、社会構造や現状を表面的に捉え、エッセイとして語るような日本論とは、格の違いを感じさせてくれる。外国企業が研究したみたいだが(書いている人は多分日本人だろう)、著名な評論(例えば『甘えの構造』や『タテ社会の人間関係』など)よりもはるかに深い内容となっている。
ただ、原理を説明しているせいか、万人に読みやすいとは思えない。分量が多いだけに、日本文化に興味がないと最後まで読むのはつらいかもしれない。
著書では、幸福を論の土台にすえ、日本人や社会・文化全体を多岐 |
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