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福沢諭吉の「科学のススメ」―日本で最初の科学入門書「訓蒙窮理図解」を読む (Non select) 価格: 1,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 〜この本は福沢諭吉の「訓蒙窮理図解」(明治元年)の現代語訳です。内容はとても基本的な物理の説明で図解もありますし、とても読みやすいです。晴れた夜には露が多いとか、日食は何故おきるのか・・そんな事も謎解きしてみせます。 また世界的な物理学者でもある著者の書かれた部分もとても魅力的で、私は著者の「科学的に考えるという事は・・・、まず疑ってか〜〜かり、その上で論理的に考える事」という言葉に特に惹かれました。価格もお安いですしオススメです。〜 |
You might say yes (CROSS NOVELS) 価格: 900円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 今まで読んだ七地寧の作品で、一番気に入った本です。 文章やキャラクターがとても魅力に満ちていて、 ストーリーもかっこいいので、一度よんだらグーッと 読み進められます。 私も、一気に最後まで読んで、あまりにも気に入ったので 何度も読み返してしまいました! ボーイズラブにありがちな、童貞で女々しい受けキャラが 苦手な私としては、「久々に、買って良かった!」と思える ストーリーと設定でした。 最近のボーイズラブ小説に食傷気味な方には、 自信を持って、お勧めいたします! |
公共事業の正しい考え方―財政赤字の病理 (中公新書) 価格: 735円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 公共事業の優先順位を市場収益率で決定すべきということがよく言われる。しかし、コストはともかく、市場取引されないもののベネフィットをどう定量化するのかが疑問だった。この本には3つの手法が列挙されている。しかし、どれも適用にあたっては恣意性の入る余地が存在し、「やらないよりはまし」程度のものだと感じた。 結局、政治的プロセスで最終決定するしかないのであるが、井堀教授は「受益者と負担者が分離されていることが無責任な財政支出を生んでいる」と指摘している。これはまさにそのとおりだろう。便益が特定地域に限定される公共事業の大半が国費でまかなわれ、地方財政からの支出は交付金で手当てされる現状では、 |
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子どもが出会う犯罪と暴力―防犯対策の幻想 (生活人新書) 価格: 777円 レビュー評価:3.0 レビュー数:3 性犯罪から自分を守るトレーニングの重要性を説く。そして習ったことを実行できる力とは、主体性と身体性にあり、主体性とは自分を尊重できる意識、身体性とは即座に躊躇せず実行する敏捷な身体反応という。確かにこのように、たとえばびっくりするような大声をあげたり、相手の思っていない行動をすることは、誰もいない場所でポケットベルを鳴らすよりはるかに効果的のように思いました。 |
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裏庭で影がまどろむ昼下がり (新書館ウィングス文庫) 価格: 630円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 まず。
欠点が無いとは言いません。
設定はハリウッド系ファミリー映画にありそうだし、メインキャラはのきなみものすごく「良い人」で悪意と無縁だし、序盤のBL風味なシーンはBL嫌いな方にはイヤかもしれないし。(でも結局はBL方面に帰着しないので、逆にBLを求めて読む方にも不満かも)
でもとにかく。
「幸せであることってどんなこと?」というテーマをはっきりと打ち立てて、その答えの一つを、「恋愛」や「家族愛」といった、ありがちなパターンに逃げ込まずに、巧みに描き出していると思います。(「これは恋だ」とか「家族愛だ」とレッテルを貼るのは読者 |